【必読】ペットライターの募集・求人に応募する前に!知っておくべき5つのこと

近年、パソコン1つでできるWebライターは、本業・副業として始める人も多くなりましたね。
ライターとして活動していくうちに、「犬が好き」「猫が好き」でペットライターになりたいと思う人もいるでしょう。
実際、私もそのひとり。最初の1年ほどはクラウドワークスでさまざまなジャンルの記事を執筆しましたが、犬と暮らしていたことからペットジャンルで活動したいと思うようになりました。
「犬 ライター 募集」「ペットメディア 求人」などと検索して、応募できるところはないか探し、見つければ応募したものです。
それから6年、今では犬に特化したペット専門ライターとして食べていけるだけの十分な報酬を頂くことができています。
とは言え、ここまでくるのはそう簡単なことではありませんでした。ペットジャンルは人気が高いうえ、獣医師などの専門家ライターも多いため競争率は半端ない!
そこで今回は、ペットライターを目指している・成功したい人のために、知っておくべき5つのポイントをご紹介します。
すでにペットライターとして活動していて、「書いてるけどペットジャンルだけでは難しい…」と感じている人にも役立つ内容になっているので、ぜひ参考にしてください。
目次
そもそもペットライターとは?仕事内容と報酬の実態

ペットライターとは、犬や猫、うさぎなどペットに関する記事を専門に執筆する人のことです。
専門ライターとも呼ばれ、特定の分野において圧倒的な知識と経験を持っていることが求められます。
・金融ライター
・メディカルライター(医療ライター)
・美容ライター
・鉄道ライター
・グルメライター
・トラベルライター
・介護ライター
・ITライター
・温泉ライター
・ペットライター などなど
こうして見るとわかるように、ペットライターは一見やさしそうに見えて、実は非常に奥が深い分野です。
ただ、「ペット」は誰にとっても身近な存在なぶん、専門性を求めない依頼も多く、プロとしての姿勢やスキルに明確な差が出やすいジャンルでもあります。
ペットライターの仕事

ペットライターはペットに関する記事を執筆することが仕事ですが、記事タイプは多岐にわたります。
…「ペットフードの切り替え方法」「犬のトイレトレーニングの方法」など、できるようになることを目的とした記事
…「猫に牛乳を与えてもいい?」「犬のフィラリア症ってどんな病気?」など、疑問に答えることを目的とした記事
…「猫と暮らして気づいたこと」「老犬介護で私が学んだ3つのこと」など、筆者の体験や視点を交えて綴る読み物記事
…「新発売のペットフードを試してみた」「話題の猫カフェに行ってみた」など、個人的視点での体験をレポートする記事
…「獣医師が開発したサプリを試してみた」「ペット用自動給餌器を1週間使ってみた感想」など実際に使った商品の感想やスペックを紹介する記事
…「人気キャットフード3種を徹底比較」「〇〇と△△の違いを徹底比較」など、複数商品を比べて特徴や違いを解説する記事
…「トイプードルにおすすめのドッグフードランキング」「2025年人気の猫用トイレTOP5」など、読者の選びやすさを意識した順位形式の記事
…「トリマーさんに聞いた失敗しないトリミングサロンの選び方」「保護団体代表に聞く命を守るということ」など、専門家・飼い主・施設などへの取材を通して構成する記事
…「○○株式会社の新サービス『犬の健康相談アプリ』を試してみた」「話題のペットイベント『わんにゃんフェス』に潜入!」など、企業やサービスの認知・宣伝を目的とした広告記事
…企業や団体が報道機関(メディア)に向けて情報を公式に発信する文章
上記に加え、獣医師が執筆した記事を読みやすいように編集するなどの仕事をすることもあります。
記事タイプそれぞれに、比較的やさしいものから難易度が高いものまでさまざまですが、一般的なライターとペット専門ライターでは、任せてもらえる記事の内容や範囲にも違いが出てきます。
ペットライターの一般的な報酬相場

ペットライターの報酬は1文字あたり、1記事あたり、時給制など複数の報酬形態があります。
報酬形態はクライアントによって異なりますが、1文字〇円としているところが多い印象です。
ペットライターの一般的な文字単価の相場は、以下を参考にしてください。
| ライターのレベル | 文字単価相場 | 特徴 |
|---|---|---|
| 初級 | 0.1円〜1.0円 |
|
| 中級 | 1.0円〜2.0円 |
|
| 上級 | 2.0円〜 |
|
特にペットジャンルは比較的誰でも始めやすく、医療・法律・金融といった分野に比べて専門性やリスクが低いと見なされやすいため、文字単価が低めに設定される傾向があります。
ちなみに、実力がまだ初級レベルの段階にもかかわらず、ポートフォリオなどに「文字単価2円からお願いします」と書くのはやめましょう。
実力と報酬が見合っていないと判断され、依頼を避けられてしまう可能性があります。
希望単価を書く場合は、現在の実力と実績に見合った範囲で設定することが大切です。
ペットライターの需要

近年、ペットメディアは運営が難しくなっており、事業撤退や事業縮小が年々増えています。
実際に私も、そうした場面に何度も直面してきました。
特に最近はライターを募集しているメディア自体が少なく、応募しようにもなかなか見つからないということがあるのではないでしょうか。
それでも、ペットと人との暮らしがある限り、ペットライターの存在は必要です。
ただ、需要があるとはいえ「なりたい人」のほうが多いので、競争率が高いことは理解しておきましょう。
ペットライターとして知っておくべき5つのこと

ペットジャンルは誰でも挑戦できる分野ですが、読むのは「命」あるペットと暮らす飼い主さんです。
そのため、誤った情報が広がることだけは避けたい!しかし、正しい情報を書いても読んでもらえなけば意味はありません。
そこで、ペットライターとして活動を始める・活動を続ける際に、これだけは知っておくべき重要なポイントを5つご紹介します。
厳しいことも書いていますが、ペットライターは責任ある仕事。ペットライターとして活躍するためにもしっかり覚えておいてくださいね。
①「ペットが好き」「ペットと暮らしている」だけでは限界がある!

ペットライターについての記事には、「ペットが好き」「ペットと暮らしている」ことが強みになると書いているものをよく見かけます。
確かにそれは間違いではなく、ペットライターとして大切なことですが、それだけではある段階で限界がきます。
収入の話をするのは好きではありませんが、「ペットが好き」「ペットと暮らしている」だけでも、頑張れば月に10万円程度は稼ぐことができるでしょう。
私自身も、ペットライターになったばかりの頃はそうでした。
しかし、それ以上の収入や仕事を目指すなら、それだけでは通用しません。
なぜなら、獣医師ライターやペットと暮らす専門知識を持ったライターも多く、専門性を求める記事ではそうしたライターに依頼するからです。
また、趣味でやっている獣医師ライターは単価の安い案件も受けるため、一般の飼い主ライターと獣医師ライターで比べたときに、どちらに依頼するかは言わずとも想像がつくのではないでしょうか。
ではどうするか?自分の目指すところを明確にする
意外と忘れがちですが、読むのはペットの飼い主さんです。
情報の正確性は別として、ペットと一緒に暮らし、わからないことは聞いたり調べるなどしてある程度の知識はあります。
中には、とことん調べて知識が豊富な飼い主さんもいるでしょう。
誰にでも書ける当たり障りのない記事で満足するか、さらに上を目指すか。一度じっくり考えてみてください。
②ペット関連記事は誤情報が多いので注意!

ペット関連の記事を書くとき、何を参考に書いていますか?
- チャットGPTなどAIによる解説
- Google検索して出てきた上位表示される通常の記事
- 「獣医師監修」「獣医師執筆」など専門家が執筆・監修した記事
- 動物病院のページ
- 行政機関のページ
- 論文 など
実は、ペット関連記事は病気以外の分野では誤情報がとても多いです。
どうしてそうなるのか、簡単に表でまとめてみました。
| 参考先 | 信頼性 | 理由 |
|---|---|---|
| チャットGPTなどのAI | × |
|
| 上位表示される通常記事 | × |
|
| 獣医師が執筆・監修した記事 | △ |
|
| 動物病院のページ | 〇 |
|
| 行政機関のページ | 〇 |
|
| 論文 | 〇 |
|
何を参考にしたかで、その記事の正確さは大きく変わってきます。
たとえば、「犬 アボカド」と検索してみてください。

ほとんどのところが、「アボカドにはペルシンが含まれているから犬が中毒を起こす」「絶対にダメ」としていませんか?
しかし実際は、アボカドは脂質が多いので積極的におすすめしませんが、人間が食べられるアボカドを犬が少し食べてしまっても何も問題はありません。
このような誤情報が広まっている背景には、古い情報をもとに書かれた記事を、さらに誰かが参考にして記事を書くという連鎖によるものです。
本来必要のない不安をあおるような内容は、記事を読む飼い主さんのためにもなりません。
ライターとして情報を扱う以上、何を根拠にしているのか、その情報は今でも正しいのか、常に立ち止まって確認する姿勢が大切です。
③SEOライティングは避けて通れない!

ペットジャンルに限りませんが、ライターとして活動していくうえで「SEOライティング」は避けて通れません。
クライアントの多くは、検索結果で上位表示されることを目的として記事を依頼しています。
なぜなら、上位に表示されれば、それだけ多くの読者に記事が届き、サイトの認知や商品・サービスの利用につながる可能性が高まるからです。
どれだけ内容が丁寧で役立つ記事でも、検索結果の2ページ目や3ページ目では読まれる機会はほとんどありません。
実際、アメリカのSEO会社が調べた2ページ目のクリック率は、全体の0.78%と低いことがわかります。
つまり、ライターには「検索エンジンに評価されやすい構成」や「読者が検索するキーワードの適切な使い方」など、SEOの基礎知識と実践力が求められるのです。
※参考:Backlinko「Here's What We Learned About Organic Click Through Rate」
④ ペット経験だけでは戦えない。ライターとしてのスキルを磨く!

「ペットと暮らしている」「ペットと暮らしていた」という実体験は、確かにペットジャンルでの強みです。
共感を呼びやすく、飼い主さんの気持ちに寄り添った記事となるでしょう。
しかし、その経験をただ書くだけでは「伝わる文章」にはなりません。
「書ける」「伝えられる」には大きな差があり、ただ「書ける」だけでは読み手に響かない、伝わらない、自己満足の記事になってしまいます。
特に駆け出しのペットライターに多いのが、この「書ける」だけになってしまっていること。
ニーズや検索意図を理解して、それに応える構成力や文章力が必要です。
せっかくの経験を活かすためにも、ライターとしてのスキルを磨いていきましょう。
⑤実績やポートフォリオが選考の鍵!

クライアントがライターを選ぶとき、重視するのは「過去にどんな記事を書いてきたか」の実績です。
とは言え、駆け出しの頃はそこまで実績がないこともありますね。
そんなときは、ブログやnoteにペットについて記事を3〜5本書いて公開しましょう。もちろん、Googleドキュメントに作成して、共有リンクを送っても問題ありません。
テーマはペットの健康やしつけ、アイテム紹介、日常の困りごとなど自分が得意なものでOK!
それ自体が立派なポートフォリオになります。
また、クライアントによってはオンラインの面接やテストライティングが行われることもありますが、実績やポートフォリオで最初のステップをクリアしなければその先には進めません。
【注意!】「書けば書くほど残念なライター」にならない
ブログやnoteで記事を公開することは悪いことではありません。
しかし、「誰に向けて、どんな価値を届けるか」を意識しながら書かなければ、自分が書きたいことだけを書き続けて、読む人のことを意識できなくなることがあります。
ブログやnoteは基本的に自由に書ける場所です。構成、語尾、トーン、主張、論拠などに制約がないため、読み手を意識しない主観的な文章で「自己流」になりやすくなります。
また、自分で「これはよく書けた」と思っても、誰かに添削されるわけではないため、問題点に気づかず、独りよがりの文章を量産してしまうことも。
自己流で書き続けると悪いクセが固定されやすいので、注意が必要です。
ブログやnoteはポートフォリオを作るのに有効な手段ですが、書く目的と質を意識することが前提になります。
読む人の役に立つ、信頼できる文章を書く練習の場として、上手に活用してください。
ペットライターになるには?未経験からの始め方

未経験からペットライターになるには、まずはライターとしての実績づくりが欠かせません。
いきなりペットメディアの募集や求人に応募しても、ライター未経験では相手にされないのが現実です。
最初はクラウドソーシングを活用し、ジャンルにこだわらずに少しずつ案件をこなしていきましょう。
小さな案件でも丁寧に取り組むことで、信頼と経験を積み上げられます。
また、ペットライターとしての方向性を見極めるためにも、自分の得意分野や興味のあるテーマを早い段階で意識しておくとよいでしょう。
たとえば「犬のしつけ」「猫の健康管理」「ペットグッズレビュー」など、自分が書きやすいテーマを見つけておくと、案件を探すときや営業文を書くときにも軸がブレません。
こうした準備を重ねていくことで、未経験からでも少しずつペットライターへの道が開けていきます。
ペットライターの最初の一歩に「ポチタマライター」という選択肢も

ライターとしてある程度の実績ができたら、次はペットライターとしての実績作りです。
とにかく最初は単価に関係なくペット関連記事を書いて実績をつくることが大切ですが、近年、ペットジャンルの案件はメディア・企業とも減少傾向にあります。
クラウドソーシングを見ても2、3件あるかないか。
しかも、そこに何十人もの経験豊富なライター・獣医師ライターが応募するのですから、実績がないペットライターに案件が回ってくることはなかなか難しいのが現実です。
そこでおすすめなのが犬・猫に特化した記事のライティングサイト『ポチタマライター』です。
ポチタマライターは悪質と出てくるけれど…そんなことはない!
実は私自身も、ペットライターとして最初に応募したのがこのポチタマライターでした。
テストライティングはありますが、合格すれば犬や猫に関する記事の執筆を依頼してもらえます。
単価は記事のクオリティによって変動するので、やりがいもバッチリ!
使用ツールには明確でわかりやすく指示が書かれているので、ライターとしての基本スキルを再確認することもできます。
実際、私もここで実績を積んだことがきっかけで、今の私の基盤を築くメディアとの出会いにつながりました。
ただ、案件が少ないため、ポチタマライターだけでそれなりの収入を得るのは難しいのが実情です。
そのため、クラウドソーシングや他のメディアと組み合わせて活用するのが良いでしょう。
私もポチタマライターを卒業するまでの約5年間、毎月お仕事を頂いていましたが、ほかのさまざまなメディアと併用していました。
まずはペット記事を書いてみたい、実績を作りたいという人には最初の一歩としておすすめです。
まとめ

「ペットが好き」という気持ちは、ペットライターとしての原動力になります。
しかし、ペットライターの世界は想像以上に奥が深く、甘くはありません。
「好き」を仕事にするためには、強い情熱と学び続ける姿勢が大切です。
誰かの不安をやわらげ、ペットの命を守る手助けになる。そんな力を持った言葉を紡ぐのが、ペットライターの役割です。
ぜひ今回お伝えしたポイントを意識しながら、一歩ずつステップアップしていってください。
正しい情報と丁寧な姿勢で、飼い主さんとペットの暮らしに役立つ記事を書けるライターは、今後も必ず求められます。
あなたの言葉が、たくさんのペットと飼い主さんの笑顔につながることを心から願っています。

ペット専門ライター・ペット専門家。
長年人間の介護に携わってきたが、寝たきりになった愛犬の介護をきっかけにペットライターへ。ライター歴は7年。
さまざまなメディアで、犬・猫の食事や介護、ペット保険など幅広い分野で記事の執筆・監修を行う。現在は4匹の愛犬と暮らしながら、老犬のトータルケアサロン開業を目指す。
【保有資格】
ペットフーディスト / ペット食育士1級 / ペットフード安全管理者 / 犬の管理栄養士 / 犬の腸活管理アドバイザー / 犬猫アレルギー管理アドバイザー / JKC愛犬飼育管理士 / ホリスティックケア・カウンセラー / ペットセラピスト / メディカルトリマー / トリマーペットスタイリスト / 犬の皮膚被毛ケアリスト / 愛玩動物救命士 / ペットセーバー / ペットセーバーEMR / ペット看護士 / 動物介護士 / YMAAマーク薬機法・医療法適法広告取扱個人認証保有

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